男性不妊治療について

男性不妊とは

不妊原因には、女性だけではなく、約半数は男性に不妊原因があるといわれています。
夫婦間で子供が出来ないでいると、まずは女性側に問題があるのではないかと疑われてしまい、苦しい立場に追い込まれた状況で、ご来院されるケースがよくあります。
しかし、約半数は男性に不妊原因があり、また男性側に自覚症状がない場合もよくあります。
不妊でお悩みの際は、少しでも早くご夫婦共に検査を行い、原因究明をして治療にあたることが、妊娠への早道です。
レディースクリニック北浜では、男性不妊専門のドクターが、男性側の不妊原因の究明及び治療を行っております。

男性の不妊原因

男性の不妊原因にもさまざまな要因があります。
先天性と後天性があり、先天性の男性不妊は遺伝的な要素が多く、後天性の場合は男性側のストレスや生活環境(食生活、睡眠時間、飲酒、タバコなど)が影響していることも多くあります。
また具体的な不妊原因では、
一つ目は、パートナーとの性行為ができない
二つ目は、膣内に射精ができない
三つ目は、精子に受精ができるための運動能力と数がない

一つ目と二つ目は、本人でも自覚ができますが、三つ目の精子に障害があるケースに関しては、検査が必要となります。

性機能障害・・・・勃起障害(ED)、射精障害(膣内射精不能症)など
精路通過障害・・・逆行性射精、閉塞性無精子症、膿精液症、精索静脈瘤など
造精機能障害・・・精子無力症、精子死滅症、非閉塞性無精子症、乏精子症、奇形精子症、不動精子症など

精液検査について

精液検査では、男性の精液を採取し、精子特性分析機(SQA-V)を使って、精子の数や運動性、スピードなど分析いたします。
当院では、院内で精子特性分析機(SQA-V)を導入しておりますので、検査結果をモニターでご覧いただきながら、より分かりやすく説明させて頂きます。

無精子症の治療方法

無精子症とは、精液内に精子が観察出来ない状態をさします。
ただ精液内に精子が存在しなくても、精巣(睾丸)で精子が作られていれば、手術で精子を取り出し、凍結保存することにより、顕微授精を行うことが可能です。
当医院では、100例以上の精子を取り出す手術(TESE、MD-TESE)の執刀経験のある男性不妊専門のドクターをむかえ、男性不妊の疾患にも迅速な対応を行っております。

診察日時

毎月、第一土曜日、14:00〜16:00(受付16:00まで)

完全予約制−診察をご希望の方は、お電話(06-6202-8739)いただくか、来院時に直接受付にてお申し込みください。

2024年11月~2025年6月までのスケジュール

  • ・2024年11月2日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2024年12月7日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2025年2月1日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2025年3月1日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2025年4月5日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2025年5月10日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ・2025年6月7日(土)14:00〜16:00(受付16:00まで)
  • ※学会出張などにより、日時が変更となる事がありますので、受付にてご確認ください。
    ※2025年1月はお休みです。2025年5月は第二週の土曜日になります。

男性不妊外来 ドクタープロフィール

男性不妊外来 増田 裕先生

増田 裕先生

経歴

1993年 大阪医科大学卒業
大阪医科大学泌尿器科で臨床研修開始
2002年 枚方市民病院泌尿器科副部長
2005年 藍野病院泌尿器科部長
現在 大阪医科大学泌尿器科 非常勤講師
大阪医科大学不妊外来担当

専門医・資格等

  • ・医学博士
  • ・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医、泌尿器科指導医
  • ・日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
  • ※増田先生は、生殖医療専門医と泌尿器科専門医の両方を持つ泌尿器科医です。

実績

  • ・MD-TESEの執刀は100例以上