妊娠したい方のためのレシピabout fertility treatment

ダイエット効果だけでは無い L-カルニチンについてご紹介です。

皆さん、こんにちは。
最近、妊娠を望まれる方にとって有効な治療として注目されているのが、L-カルニチンです。その注目度は高く、数多くの健康食品にも以外と多く含まれている事はご存じでしょうか?ただ、有効と言われているのが主に30歳を超えてからと言われています。
その理由として、L-カルニチンは肝臓で合成されるアミノ酸の一種ですが、20歳代迄は体内で生成されますが、年齢と共に年々合成される量が減少していくと言われています。
L-カルニチンには、体内の脂肪と糖をエネルギーとして燃焼させる際、運び屋として燃焼を促進する働きが有ります。
人間の体にはおよそ60兆の細胞で形成されていますが、その全ての細胞が正常な血流により元気な状態で有る事が理想です。

精子や卵子のミトコンドリア(細胞)に突然変異が起きると、エネルギー生産に欠かすことの出来ない酵素が作られなくなり、それが不妊の原因となる事があると言われています。ミトコンドリア(細胞)の保護と、ミトコンドリア(細胞)へのエネルギーを運ぶ役割がL-カルニチンですので、血流促進の働きに欠かせないのがL-カルニチンと言えます。
男性では、精子の運動性が向上し、女性では卵子の質が向上すると近年報告されております。

中にDNAを持っている!環状二重らせん ミトコンドリアDNA(mtDNA)タンパク質→エネルギー

No.5 L-カルニチン

食品からはどうやって摂取すれば良いの??

L-カルニチンが多く含まれている食材は肉類です。
中でも一番多く含んでいるのはラム(1年未満の羊肉)やマトン(1年以上の羊肉)などの羊肉、次に牛肉です。
また、赤貝も牛肉並にL-カルニチンを含んでいます。
1日につき、体重1kgあたり20mg(体重50kgの方なら1000mg)が毎日お飲みになられても安全と言われております。
副作用については、
体内で合成させるL-カルニチンは、副作用がほとんど無く、安全性が非常に高いとされています。
経口摂取又は静注の副作用として、吐き気や嘔吐、胸焼けや胃炎、下痢や痙攣が知られています。
適切に用いれば授乳中においても安全と言われており、母乳や調整乳に添加しても副作用は報告されていません。
そんなL-カルニチンを含んだ今夜のお役立てメニューのご紹介です♪

食べ物一覧

野菜類 キャベツ 0
ほうれん草 0
アボガド 12
肉類 牛肉(国産)ロース 53
牛肉(国産)かた 76
牛肉(輸入)ロース 63
牛肉(輸入)かた 95
豚肉ロース 22
豚肉かた 19
羊肉(マトン)ロース 191
羊肉(マトン)かた 188
羊肉(ラム)ロース 103
羊肉(ラム)かた 110
鶏肉 25
魚介類 鮪(まぐろ) 5
鯵(あじ) 14
秋刀魚(さんま) 17
あさり 24
しじみ 24
赤貝 108
たこ 25
もいか(アオリイカ) 58
車えび 9

お役立ちレシピのご紹介  L−カルニチンを多く含む食品達です。

羊肉(ラム)の野菜炒め

☆材料 (1人分)

ラム肉 100g、玉ねぎ 1/2, ピーマン 1個、 人参 1/3本
調味料/ おろし生姜 小1/2、豆板醤 小1/2、しょうゆ 小1、みりん 小1、砂糖小1/2、酒 大1

◇作り方

玉ねぎ、ピーマン、人参をそれぞれ食べやすい千切りにカットし、
ラム肉を一口サイズにカットしたら、ボールに調味料を全て入れ具材と合わせて1時間程漬け込みます。
後はフライパンで焼くのみ!とっても簡単です。
ただし、玉ねぎの水分で味が薄く感じる場合は、少し塩・コショウで味をプラスします。

白ご飯よりも、玄米又は麦飯もお勧めです

玄米にはビタミンB群、ミネラル、補酵素がバランスよく入っています。
玄米食を中々食べる機会が無いという場合は、雑穀を混ぜた麦飯もお勧めです。

炊飯器で簡単!麦飯ツナピラフ 1合分

☆材料 (1人分)

白米 150g、 麦30g、 水50cc (1合分の線に水をはり、さらに50ccプラスしますが、固めが好きな方は不要) ツナ缶 1/2、 ミックスベジタブル20g、 玉ねぎ1/4、
調味料/コンソメ1/2、 しょうゆ大1/2、 塩・コショウ少々、マーガリン適量

◇作り方

白米と麦を洗ってざるに上げ水気をとる。
玉ねぎをみじん切りにして、マーガリンを敷いたフライパンで塩・こしょうしながら、透き通るくらいまで炒める。
炊飯器に白米+麦と玉ねぎ、ミックスベジタブル、ツナ(油抜き)、コンソメの順に入れる。
炊飯器に普通にごはんを炊く時と同じ分量の水を入れ、醤油をたらす。

(固めが好きな方は追加の水50ccは不要です。)

炊きあがったら器に盛ってできあがり。
食欲が落ちる暑い夏もしっかり食べて、適度な塩分と水分補給も欠かさずに夏を乗り切りましょう。