妊娠したい方のためのレシピabout fertility treatment

皆さん、こんにちは。

さて、今回は少しユニークな話題がありましたので、前回号に引き続き、男性編に関する内容をご紹介いたします。

No.7 男性編

男性の皆様、子孫繁栄の鍵となる“精子”にも、なんと旬が有るのをご存じでしょうか?

近年、イスラエルの研究により米医学専門誌に掲載されていました内容の一部ですが、冬季は活動が活発に行われ、その為例年秋頃の出産が集中すると報じられています。
寒い季節の精子がなぜ活発に活動するかの要因は不明だそうですが、普段着用する下着(男性用)についても、“あまり下半身は暖めない方が良い”って言葉を耳にした事がある方は、うなずけるかもしれませんよね。
今まで知らなかったという方は、肌着を工夫する事で変化が見られるかもしれませんので、衣替えを行なうシーズンに覚えていると良いかもしれません。

また日常では、サウナなど好んで入られるという方、暑さに弱い精子にとって長時間入るという行為が負担になりますので、これから治療に入られる、または考えているという方は、少しの間だけ控えめになさってください。

勿論、食事療法も忘れてはなりません。ここ最近、身体が疲れやすいと感じる場合はたんぱく質・脂質・良質のビタミン・ミネラルの十分な補給が大切です。
暴飲暴食や食事を抜くなどは、体にとって良く有りませんので、手軽に摂取できなお且つ安価というジャンクフードやインスタント食品などの飲食も、添加物を豊富に含んでいますので、精子や卵子に影響する恐れが有りますから要注意。

少しの間だけ夫婦で協力し合い、男性だけでは無く女性にとっても体に優しい食事を心がけるようにしましょう。

おすすめ食材について 品 目
マグネシウムが豊富 予約制となっておりますので、当院受付までご連絡下さい。
ビタミンB1が豊富 豚肉・グリーンピース・雑穀米
ビタミンB2が豊富 乳製品・卵・レバー・納豆・アーモンド・鶏肉
ビタミンB6が豊富 バナナ・ジャガイモ・ほうれん草・アボカド・魚・肉
鉄分が豊富 納豆・ほうれん草・カキ・レバー・枝豆・小松菜・レーズン

女性の方はこちら

これから季節的に暖かくなってきますが、冷房の入っているお部屋では身体がひんやりしてしまいますね。足の指先が氷のように冷たい!と普段感じる方は、リンパマッサージで血行の流れを良くしておきましょう。

マッサージの方法はとても簡単です。

ご家庭にマッサージオイル(植物性の精製されたオリーブ油など)がありましたら、かかとからふくらはぎに向かって下から上へとまんべんなくさすり込みます。
ひざ裏から股上の所までも、下から上にさするように塗り込みます。
足首等には老廃物がたまりやすいので、オイルを使って滑らせるようにマッサージしてみてください。
足指の付け根部分は、軽くひねる感じで、くるくるっと左右に動かします。少し痛くない程度に引っ張ります。爪の付け根部分は少し強めにぐっと押します。

片足5分位の簡単なマッサージですが、とても気持ちが良いです。マッサージの後は汗をかく方もいらっしゃいますので、水分補給は忘れずにお摂りください。
そうする事により、普段からの基礎体温も上がり氷の様な手足が改善される場合がございます。
マッサージ後は、濡れタオルで拭き取るか、入浴前に行い洗い流してください。その際は、入浴時足元が滑らない様にお気を付けください。

お役立ちレシピのご紹介

今回は、身体を温める食材を使った“カボチャと枝豆”料理のご紹介です。

かぼちゃの炊き込みご飯
☆材料 (2人分)

カボチャ(200g)・薄揚げ1枚・ひじき 3g・枝豆70g・米2カップ(320g)・水2と1/4カップ・めんつゆ大さじ4

◇作り方
  1. 米は洗って水気をきっておく。カボチャは2cm角に切っておく。
    (食べやすいように)薄揚げは油抜きして千切りにしておき、ひじきは水で戻します。
  2. 枝豆は湯がいて実の部分のみ使用します。
  3. ①で準備した食材たちを全て炊飯器に入れ、水とめんつゆを入れて炊き上げます。
  4. 出来上がったら、器に盛り、湯がいておいた枝豆を散らせば完成です。
かぼちゃの炊き込みご飯