胚培養士試験
担当:タナカ|2018.04.26
こんにちは。
皆様いかがお過ごしでしょうか??
夜はまだ肌寒いですが、日中は太陽がギラギラして紫外線が強くなってきましたね!
毎年GWは熱中症の方が多数出る報道を見ますので、皆さま体調にはお気をつけて楽しいGWをお過ごし下さい♪
さて今回は私事ですが、胚培養士の資格試験を受験しましたので、その内容をご報告させて頂きます。
この資格は国家資格ではないため、あまり皆様耳にされることがないと思います。しかし、胚培養士という仕事する上で持つべき資格だと思いますので、もし胚培養士に興味がある方が周りにおられましたら、少しでもこのブログがお役に立てば良いなと思います。
この資格を取得する条件としては、生物系の四年生大学を卒業、実務経験必要などあります。
私はこちらのクリニックに来て2年が経ち、実務経験も満たし、1年しっかりと勉強しましたので、今回ついに受験いたしました!!
結果は1ヶ月後になりますので、試験の合否が心配で1ヶ月を過ごさなければなりません。。。
試験の内容は、筆記と面接になります。
筆記は基礎問題40問、臨床問題60問という構成です。
この問題は、試験のために配布されるテキストを元に作られます。
試験はマーク式で主に正誤問題になります。
マーク式は簡単だという印象がありますが、1年テキストを勉強していても非常に難しいです!!
特に今年はテキストの変更が直前に発覚しましたので、勉強するべき内容が少し変わり、別のテキストで勉強した記憶と混同してしまうことが起こりました。
また、筆記試験は5時間の講義を受けた後なので、脳の疲労が蓄積された状態で受けなければなりません。
過酷な状況でテストを受けなければならないということは十分理解していたつもりでしたが、実際試験が始まると想像以上に苦しいものでしたので、何度か集中力が切れそうになってしまいました。
大学卒業以来の試験ということで、脳をフル回転しながら、見直し時間を残し、全問解きました。
筆記試験が1日目にあり、2日目に面接になります。
面接は培養する上で基礎的な知識を問われたり、書類審査で提出した症例報告について質問されます。
また、生命倫理の質問もされることがあります。こちらについては最近の傾向として、必ず聞かれるとの情報を得ていたので、質問を予想して答えを用意しておりました。
実際に、生命倫理の質問があり、予想外の質問でしたが、落ち着いて答えました。
あとは、主に基礎的な質問でしたので、大学で学んだ知識と、テキストで得た知識でしっかりと答えました。
少し簡易的な説明になってしまいましたが、以上が今回私が体験した胚培養士の試験です!
また機会がこざいましたら、結果をご報告できたらなと思います。