大阪市にお住まいの方 新たな助成制度が始まります
担当:アツタ|2023.06.12
大阪市において、子供を望む方が安心して治療が受けられるよう、令和5年4月から初期費用の不妊検査に要する費用の一部を助成する助成制度が開始されました。
「不妊検査費助成」とは?
大阪市独自の制度であり、不妊治療の適正年齢と実施年齢に偏りがあることから、早期に検査を受けて、適切な時期に治療を受けるように、検査費の一部を助成する制度
【対象】
夫婦(又はパートナー)のいずれかが大阪市に住所を有している
検査開始時点から夫婦であること ※事実婚関係の方も対象
検査開始時点の妻の年齢が43歳未満であること
夫婦ともに1年以内に検査を受け、完了していること
助成対象となる検査について、他の自治体で助成を受けていないこと
【対象の検査*】
令和5年4月以降に実施した検査で、不妊症の診断・治療計画のため、医師が必要と認める一連の検査
【助成額】
医療保険の適応に問わず、保険適応・保険適応外(自費)の自己負担額に対して上限5万円
夫婦1組につき1回限り
【申請】
**検査を実施した医療機関で証明書の作成後、送付又はオンライン
詳しくは大阪市のホームページをご確認下さい。
*不妊症の診断・治療計画のために受ける検査・医師が必要と認める一連の検査とは?
当院では、奥様の初診時の検査、自費検査、ホルモン検査、卵管造影検査、ご主人の初診時の検査、精液検査が対象となります。
**証明書の作成の申し込みはいつ?
ご夫婦の検査は、出来るだけ早めに受けていただくようにご案内しております。
夫婦双方が1年以内に不妊検査を受けたものを証明する必要があるため、ご夫婦の不妊検査が完了後に、当院へ証明書の作成をお申し込み下さい。
証明書の作成には、文書料が必要となります。
文書料、不妊検査に直接関係のない費用又は、不妊治療にかかる費用や薬代は対象外となります。
現在のところ、大阪市独自の助成制度となっています。
日々情報が変わりますので、大阪市以外にお住まいの方は、ご自身のお住まいの情報をチェックして下さい。
患者様にとって、医療を安心して受けるためにも、経済的な負担が軽減される様に、大阪府や全国的にこのような助成制度が検討され、開始されることを願うばかりです。