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妊婦支援給付金

担当:受付 ワダ|2025.05.17

当院で治療されている患者様がめでたく妊娠され、喜びの声をいただくことも多い中、妊娠中の身体的・精神的・経済的な負担など不安に感じる患者様の声も多く聞かれます。

 

そういった妊婦さんの負担を軽減する為、各市区町村の自治体にて支援給付を行っていることをご存知でしょうか?

妊婦の為の支援給付は、従来の「出産・子育て応援交付金事業」を令和7年4月から法律に基づく制度として実施しており、妊娠期からの切れ目ない支援を行う観点から、子ども・子育て支援法に創設された制度です。

この制度では、「医療機関により胎児心拍」が確認できたことをもって妊婦給付認定にかかる「妊娠」と定義していますので、心拍確認後に住民票のある市区町村に申請を行うことができます。

 

*支給額について

①1回目:妊婦給付認定後に5万円を支給

②2回目:妊娠しているこどもの人数の届出後に妊娠しているこどもの人数×5万円を支給

 

*申請時期について

① 1回目:【妊婦給付認定申請】医療機関にて妊娠が確認された後から

② 2回目:【妊娠しているこどもの人数の届出】出産予定日の8週間前の日から

 

※流産・死産などの場合も支給対象になります。

妊娠を届出せずに流産・死産等をしている場合、流産等をしたことが医療機関等において確認された日以降に届け出ることができます。

自治体によっては証明書の発行を求められる場合があります。

証明書の作成をご希望の方は、受付窓口にてお申し込みが可能です。

 

また、支援給付と組み合わせて相談支援も実施しておりますので、活用してみてはいかがでしょうか。

 

懸命に治療されてきた患者様の負担が軽くなり、少しでも安心して出産・子育てができることを心から願っております。