先進不妊治療検査のご紹介
担当:イマイ|2020.07.16
こんにちは😁
今回からはしばらく培養室からブログを書かせていただきます。
大変な毎日が続いております。
皆さまご無理されないよう健康な毎日が送れますよう、また安心して通院、治療ができますよう当院でも予防を万全にしております。安心してご来院ください🙇
さて、今回は着床能の状態をお調べする検査について書かせていただきます。
当院では3つの検査を実施しています👇
ERA 子宮内膜着床能検査
EMMA 子宮内マイクロバイオーム検査
ALICE 感染性慢性子宮内膜炎検査
ERAは着床の窓を調べることができます。
この期間は患者様により異なりますので、個々の着床の窓を特定します。胚移植での妊娠率が向上したとの結果が報告されています。
主に良好な胚を移植したにも関わらず着床に至らなかった方に行っております。
次にEMMAは子宮内膜の細菌の種類と量を調べることができます。
乳酸菌の割合が着床、妊娠率に大きく関わることが分かっております。
最後にALICEは慢性子宮内膜炎を起こす細菌を調べることができます。
着床不全や習慣性流産の原因の1つになります。
必要に応じて適した抗菌薬を処方させていただきます。
この3つの検査は1回の検査で同時に調べることが可能です。
検査方法は子宮内膜の一部を細い管を挿入して採取します。
検査対象となる方やその他費用についての詳細はクリニックにお尋ねください。