冬本番ですね
担当：タナカ｜2018.12.19
こんにちは！
今年も残すところあとわずかとなりましたね
年賀状の準備や大掃除等々年内に終わらせないといけないことが中々進まず、焦りを感じている今日この頃です😵
さて今年は暖冬と言われてましたが、ついに冬本番の気温になってきましたね！！
冬季は検査や治療に使うための精子を持ち込む時の温度を心配される方がおられると思います。
前回参加した学会では、夏期と冬季の持ち込み精子の運動性を比較した発表があり、夏期に比べて冬季ではやはり運動率が下がるとのことでした。
精子の運動性を低下させずに持ち込む方法としてフードコンテナの使用が検討されていたので、ご紹介したいと思います。
フードコンテナを用いることで、精液の温度は室温よりは少し下がりますが、精子の運動性を保持できるという結果でした。
当院では奥様の体温で温めて持参して頂くなど、精液の温度をなるべく下げないように提出して頂いています。しかし冬季の場合は、精液温度の低下が起こりやすくなってしまいます。
当院の精液採取カップが入る大きさのフードコンテナがあれば、持ち込む時の方法として検討したいですね。
今後精液の持ち込む方法として、フードコンテナを含め実践できそうなものがありましたらご紹介したいと思います。
